カルチャージャパン ワンダーフェスティバル

POSTED BY DANNY CHOO On 金 2014/02/21 11:15 JST in カルチャージャパンブース

ちょっと遅れ気味ですが、日本最大のフィギュア/ガレージキットイベント「ワンダーフェスティバル (通称ワンフェス)」で今回初出展となった弊社の企業ブースの様子です ><
僕の初参加は2006年。当時のイベントは大体こんな感じでプレスとしてでの参加でしたが、今年は弊社チームと一緒にホビーメーカーとして参戦!出展品の末永みらいスマートドールは世界のドール市場を変え、更に発展させます!

今回は初参加という事で僕らにとって特別なイベントでしたが、東京の記録的な大雪も相まって一生忘れられない思い出に..。

販売したDanny Chooコレクションです!

ワンフェス出展者は開催半年前からブースを事前予約する必要があり、予定としては開催日にはスマートドールが販売に間に合い、ブース代 (5.5 m x 4.5 mで25万円)は先行投資として十分価値あるものだと考えていました。

しかし、ホビー商品を造るのは今回が初めてだった事もあり、予想以上に時間が掛かり、商品リリースが数ヶ月遅れ、ワンフェスに間に合わなくなる結果になってしまいました。

ちなみにこの25万円は設営費抜きで場所代のみ。見積もって貰った簡単なレイアウトでも価格は100万円。他の大多数の企業はグッズ販売で費用をカバーしたのかもしれませんが、たった数時間 (午前11時~午後5時)で畳んでしまうブースにはとても投資できない額でした。

そこで僕らはIKEAの家具とオフィスにあった手持ちの物でブースを用意できないかと模索。結果、必要経費は10万円にまで抑える事に成功し、加えてイベント用に調達した家具をオフィスで再利用する事も出来ました。

ただ、ブース出展は単なるコスト回収だけではなく、マーケティング活動の貴重な機会でもあったので投資に見合う価値は十分あったと思います。

IKEA港北店にてLINNMONテーブルとJANSJOライトをゲット。テーブルはワンフェス当日の展示テーブルとオフィス一階のドールスタジオに使用。JANSJOライトはあまりデザインを考慮せずに購入しましたが、とても実用的。

ドールスタジオをセットアップ中。スマートドールはここで組み立て、出荷します。

ミライフレームをスマートドールオートマチック版バージョン1に組み込み中。

そしてワンフェスの展示準備完了。スマートドールの腰辺りには取り外し可能なスタンドを装着できる穴があります。

スマートドールはJAXAが宇宙に打ち上げたロボットの開発に携わっている松村礼央さんと一緒に開発しています。

ロボットドール市場を一から作る等、まだまだ課題多しです ><

外皮のバリ取りはソフビ切取りのプロが見つかるまでは僕が担当。
レザーは上から下、ソフビは写真のように下から上に向かってナイフを垂直に固定して切り、根本的な違いはあるものの、父親の靴工房でアッパーを切っていた経験がここでかなり活かされている気がします。

ソフビ切取り以外は何でもこなせるうちのクリエイティブディレクターのライナス ^^;
彼はウェブアートワーク等を含む企業ブランディングのビジュアルや日本語学習ツールのもえかなもえ漢字を担当。

フル稼働のドールスタジオ。
ワンフェス用の机が傷付くとマズいので、梱包材の段ボールを敷いて作業しています。
隣で作業しているのはバイトのヴィンセント。
僕のTwitterFacebookアカウントをフォローしている方ならご存知かもしれませんが、同SNSでは定期的に仕事を手伝って下さる方を募集しています。

ワンフェスに丁度間に合った工場から送られてきたミライフレームT4!今回はランナーにヘッドとハンドパーツを追加。
パーツが所々緩かったり、キツかったりと課題は幾つか残っていますが、現在修正中。以下はKenplasから引用した射出成形の際に発生するトラブル一覧です ><

  • ブラックスポット、ブラウンストリーク
  • ブリスター (空気混入)
  • 脆性
  • 焼け跡、ディーゼリング
  • ひび割れ、クレージング
  • デラミネーション
  • 変色
  • 多量のバリ
  • フロー、ハロー、ブラッシュマーク
  • ゲート・ストリンギング、ドルーリング
  • ゲル
  • ジェッティング
  • 材料の漏れ出し
  • パーツの膨張
  • パーツの貼付き
  • ショートショット (不完全な形状の成型品)
  • シンクマーク
  • スプレーマーク、シルバーストリーク
  • スプルーの貼付き
  • 表面仕上げ (低光沢)
  • 表面仕上げ (傷跡、しわ)
  • パーツの縮小
  • バルブピンが閉まらない
  • ボイド
  • ワーピング、パーツの歪み
  • ウェルドライン

展示するドールも殆ど準備完了。

何故一週間後に解体するドールスタジオを今わざわざ作ったのかというと、展示用ドールの組立にはそれなりの環境を整える必要があったからです。
ドールスタジオを構える事で一週間という短期間でも展示品を十分用意する事が出来ました。

そしてドールスタジオ解体 ><

ガラステーブルも2個必要だったので、2階のオフィスも解体><

オフィスには手を付けず、イベントの為だけに机を買うという選択肢もありましたが、そうするとイベント後にテーブル8個の収納に困り、机の為だけに倉庫を借りるのも得策ではなかったので断念。

限られた時間とキャッシュフローで会社を経営していて一つ気付かされたのは「手元にあるもので最善を尽くす」事の重要性ですね。多くの人は投資によって得た大金で何が出来るか想像を膨らませたりしますが、キャッシュフローが無い場合は創意工夫し、手元にあるリソースで最善を尽くす事しかできません。

展示物は田辺さんのバンとうちのデュアリスで会場に持ち込みました。
ちなみに田辺さんは浅草でPop Boxという印刷会社を経営していて、何でも印刷してくれます。

移動中はkeynoteでブースの準備。

2時間掛けて幕張メッセに到着。次はブース設営。

会場に持ち込んだLINNMONテーブルは計6つ。3つはオフィスで使っていたもので、残り3つはまだ梱包材に包まれた状態でした。

設営期間中はトラックや車が出入り出来るよう、会場の扉は全開状態なので、真冬にブース設営をされる場合はちゃんと着込んで挑む事をオススメします。

テーブルの配置完了。

次は配線の設置。会場ホールの扉は全開だったので風は常に吹き込み、展示品が倒される事もしばしば。
展示用ケースはなかったので、作業完了後はドールを片付けて撤収。

夕方頃になると雪は吹雪に。タイヤにチェーンを装着していなかったのでブレーキを掛けてもスリップし続けたりと、帰宅はかなりの難路でした ><

夜には僕が外に出て車を押さなければならない程雪が積もっていました ToT

最終的にはゴミ箱の蓋で家の前の道路を雪掻きし、何とか車を車庫に入れる事ができました。上は道路が薄ら見える雪掻き後の写真。

開催当日は高速道路の殆どは通行止め。荷物は沢山あったもののタイヤチェーン無しでは会場に着く事も不可能。なので止むを得ず朝4時に起き、展示物の量を極力抑え、スーツケースに出来る限り詰め込み、電車で移動する事に。

ただ、電車も例外なく大雪の打撃を受けていて、会場に到着出来るかすら分からない状況でした。

スーツケースを運びながら武蔵小山の雪道を移動中 ><

人身事故の影響で電車の遅延が更に悪化。

会場に辿り着くのに必要な電車は本数は減っていたものの、辛うじて動いていました。

幕張に到着したのは開場一時間前。

写真右側の雪の塊を見れば、どれ程積もっていたかお分かり頂けるかと。

そしてセットアップ開始!ライナスはまだドール沼に落ちていないので彼はミライワールドの展示コーナーを担当。

こういうPOPは間違った英語と案外相性が良かったり。

準備は大体完了。限られた時間と予算ではこれが精一杯な感じですね。
ブースは来場者が歩きながら展示品を見れるように円形上に配置し、実際に意図した通りに事が運びました。

ブースには高い構造物が無かったので遠くからは全く見えませんでしたが、これが逆にサプライズ要素となり、ホール移動中の来場者は何も無いところに現れたテーブル群にふと足を止め、視線を展示品へと誘導させる事が出来ました。

来場者の入場前に集合写真をパシャリ。

次は展示品にクローズアップ。

末永みらいチアガール版とメイド版。

夢乃きずなビキニ版とみらいちゃん寝間着版。

本当は弊社ロゴが印刷された大型看板が欲しかったのですが、値段も結構するので持ち込んだテレビで代用 ^^;
カルチャージャパンの女の子達のトレーラーはライナスが作成。

末永みらいの冬制服と夏制服版。

末永みらい柔道版。
ミライフレームの肩に書いてある「T2」は僕らが識別する為に表記したもので、最終製品版にはありません。

みらいちゃん冬カジュアル版。

薄着でちょっと肌寒そうなみらいちゃん。

オートマチック版2種とフラッグシップモデルの末永みらいカジュアル版が展示されている「メインステージ」。

こちらはスマートドール001 : 末永みらいのデフォルト版。バストはSサイズで、靴、靴下、縞パン、半袖Tシャツ、ビーニー帽とヘアクリップが含まれるカジュアルウェアと腰辺りの穴に装着できるスタンドも付属。
ただ、彼女の手元にあるカメラと腕輪は含まれません ^^;

現在のミライフレーム「T4」はこんな感じ。
付属スタンドはスマートドールの脊髄の根元に装着する事でダイナミックな空中ポージングが可能となり、股間や腰回りで支える旧来のCスタンドとは一味違ったりします。

みらいちゃんグッズ。

皆さんはこの中で持っているグッズあります?

僕のInstagramアカウントにはみらいちゃんオートマチック版が稼動している様子の短い動画をアップしましたので、興味がありましたら是非チェック。

ワンフェスでは様々な方々とお会いする機会も。上の写真はCOSPAの方と艦隊これくしょんのイラストレーターしずまよしのり先生と撮った記念写真 ^o^

今度はグッドスマイルカンパニーのビッグボス安藝貴範さんとスタッフの方々とパシャリ。

うちの娘達を見に来て下さった皆さん、感謝です ><

スマートドールオートマチック版は僕のXperia Z1にインストールしてあるアプリで操作しています。

本ブログの読者さん達にも沢山寄って頂きました ^o^

コトブキヤの仲間達ともパシャリ。

同じく仲間であるイラストレーターTony先生とパシャリ。

もしもの話ですが、もしTony先生にみらいちゃんのイラストを描いて頂く事になり、それがマックスファクトリーによってフィギュア化されるとしたら皆さんはどの制服がいいと思います?

This Poll is now expired

グッドスマイルカンパニーのMamitanからインタビューを受けているところ。

みらいちゃんコスのNagatopyon

遠くからだと他の企業ブースで埋もれて見えなくなるうちのブース ><

ご機嫌なライナス!

午後5時にはイベントは幕を閉じ、各出展者は片付けの準備に入ります。

そして片付け完了。

スタッフは週末出勤分の代休として月曜火曜は休んでいたので、荷物の片付けとオフィスの組立は自分一人で作業 ><

配線関係は元からオフィスにあったもので、照明もドールスタジオで再利用が可能。コルクブロック等のドール展示用品もオフィスで再利用しています。

月曜午後12:30。

月曜午後5:50。これで漸くワンフェス一週間前から机に付けていた保護用の段ボールを取っ払う事ができました。

しかし、これで全てが終わった訳ではありません。
今度は同じ週の金曜日に開催されるホビーメーカー合同商品展示会の展示スペースのテストセットアップです...